2011年6月29日水曜日

いつも

新しい作品を作るとき、ちょっと個性を与えてやりたいと考えている。

食器の形はもう何百年も、数万という人たちが使い易い形を考え、使い易さでいえば
一番いい答えはそれぞれの用途ごとに出尽くしているといっても差し支えないと思われる。

しかし、逆に言えば使いづらくなければある程度の遊びや個性はあったほうが絶対面白いし、
出来る限り自由に食器作りをしたいと思っている。

今回の新作は、使いづらくない範囲で遊びを入れてみた。
持っていただくと手の形にフィットする、【意外な?】持ちごごちに満足。




とはいえ、使うのは皆さんですので・・(*^_^*)

2011年6月27日月曜日

ハキリバチ

先日、面白い物を発見した。

作品や釉薬を置く棚の端に軍手をまとめて置いているのだが、
その軍手の間を行き来する蜂を発見した。

その行動を見ていると、どこからか葉っぱの切れ端を運んできて軍手の間に詰め込んでいる。


どうやら巣作りをしているようだ。



屋内なので夕方には戸を締めなければならず、気を使いながらも結局戸を締めてしまった。
その時点で蜂は外に出ていた。

明日、またここがわかるだろうか・・?

んで、翌日。

ちゃんと蜂は帰ってきて、葉っぱを詰め込んだ巣に蓋を締め(もちろん葉っぱで)
姿を見せなくなった。

中には栄養分と卵が入っていて、そのうち子供が孵るに違いない。

当分軍手は使えない事になりそうだ。
ビバ バチ。


しかし、こんな小さな虫にすら、(このいい方は本意ではないが・・)
現代人は劣って居るような気がしてならない。

ホント

立派なもんです。